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美味しんぼ作者の普天間問題の見解




美味しんぼ作者である雁屋氏は自身のブログで、普天間問題で決断できない鳩山総理を擁護する見解を示した。

<雁屋先生の持論>
鳩山由紀夫総理大臣が、普天間基地についての対応に対して多くの人びとに批判されている。しかし、その批判、非難、攻撃は、鳩山由紀夫氏が受けるべき物なのだろうか。考えて貰いたい。沖縄を米軍の基地にしたのは誰なのか。それは、昭和天皇である。昭和天皇が「沖縄にずっとアメリカ軍に存在して貰いたい」といったのが始まりではないのか。(中略)ちょっとした図書館に行って、昭和天皇についての書籍を調べれば、すぐに分かることだ。(中略)歴代の自民党政府が六十年以上にわたって、アメリカに沖縄を自由に使うことを許してきたのだ。今まで、日本をアメリカの奴隷にしてきたのは、自民党政権である。鳩山由紀夫氏に直接の責任はない。(ブログより抜粋し引用掲載)

その昭和天皇が米国による沖縄占領を希望したという書籍等があるかをネットで調べてみると…存在した!!しかし、昭和天皇のお言葉を宮内庁の役人が伝えたものである。それが下記に記す文面である。

6【沖縄占領】

 「米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう希望する」「米軍の軍事占領は、日本に主権を残したままでの長期租借-二十五年ないし五十年あるいはそれ以上-の擬制にもとづくべきである」(47・9、GHQ政治顧問シーボルトの「マッカーサー元帥のための覚書」。宮内庁御用掛の寺崎英成が天皇のメッセージとして伝えたもの)

〈資料・1〉対日占領軍総司令部政治顧問シーボルトから国務長官マーシャルあての書簡(1947年9月22日付)

主題 琉球諸島の将来にかんする日本の天皇の見解
国務長官殿 在ワシントン

 拝啓
 天皇のアドバイザーの寺崎英成氏が同氏自身の要請で当事務所を訪れたさいの同氏との会話の要旨を内容とする1947年9月20日付のマッカーサー元帥あての自明の覚書のコピーを同封する光栄を有します。

 米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を続けるよう日本の天皇が希望していること、疑いもなく私利に大きくもとづいている希望が注目されましょう。また天皇は、長期租借による、これら諸島の米国軍事占領の継続をめざしています。その見解によれば、日本国民はそれによって米国が下心がないことを納得し、軍事目的のための米国による占領を歓迎するだろうということです。
                                 敬具
    合衆国対日政治顧問 代表部顧問
                  W・J・シーボルト
東京  1947年9月22日                             
http://hc6.seikyou.ne.jp/home/okisennokioku-bunkan/okinawasendetakan/syowatennohatugen.html

確かに文書は存在しているが、『米国の下心無しを日本国民が納得し、軍事目的のための占領を歓迎するだろう』と伝えている。現在の米国駐留軍は日本からお金を貰い、事件、事故、トラブルは日本の法律で裁かせない方法を取っている。つまり『治外法権』である。戦後の昭和天皇の想いとはどのようなものだったのだろうか?シナ、朝鮮、ロシアに対する軍事拠点を構えて欲しいという思いがあったのだろうか?それとも、同盟国として米国の好きなように使用してくださいという気持ちがあったのだろうか? この文書のメッセージがそもそも、昭和天皇のお気持ちをそのまま伝えたものであるのかが怪しくもある。


米国が沖縄に居続ける原因は「昭和天皇のお言葉のせいである」と決め付ける雁屋氏の見解は少々強引であるが、米国は昭和天皇のお言葉を、自国の国益のため、世界戦略のために利用していることは間違いない。決して日本を守るためではない。決して核の傘で日本を守っているわけでもない。全ては軍事的に急成長しているアジア各国を警戒するためであり、中東アジアにおける、『対テロリスト』の軍事戦略の中継地点として設けただけである。


雁屋氏が鳩山総理を擁護する気持ちは解らないでもない。しかし現在問題になっているのは、鳩山総理の無計画な交渉や、決断できない行動、言動が問題なのである。
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